2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アガサ・クリスティ「ミス・マープルと13の謎」 Agatha Christie「Miss Marple and The Thirteen Problems」 かわいいおばあちゃん探偵ミス・マープルが活躍するミステリ。自らが発した安楽椅子探偵ということばにつられて手にとったものの、彼女は直接現場…

ピーター・ラヴゼイ「偽のデュー警部」

Peter Lovesey「The False Inspector Dew」 英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー受賞作。知人の推薦本です。 物語は前半・後半・オマケに分かれていました。 前半は、歯科医ウォルターが愛人アルマと共に、妻殺害の計画立案をするに至るまでのメロドラマ。殺…

東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」

知人の推薦本です。ジャケ買いだそうです。私もこの絵は魅力的だと思うので(森見登美彦「四畳半神話大系」原画展見ました)その言葉は真実でしょうが、ミステリファンを自称する人が本気でこの本を買って愉しんだというのはちょっと恥ずかしいので、ジャケ…

旦敬介「ライティング・マシーン―ウィリアム・S・バロウズ 」

" Love ? What is it ? The most natural painkiller what there is . Love. " William Seward Burroughs 「愛とは何だ?この世で一番自然な痛み止め。愛」(p.141) バロース加算機(現ユニシス・コーポレーション)の御曹司でハーバード卒。ちなみにお兄さん…