2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

港千尋「自然 まだ見ぬ記憶へ」

インターコミュニケーション誌の連載を纏めた本。自然と人間活動の関係を、何章にもわたり視点を変えながら啓発してるような体裁。本の性質上は仕方のないことだけど物足りないです。多少の興味は持っていた分野だったからか、この章の話はあの批評の延長だ…

舞城王太郎 「SPEEDBOY!」

舞城くんの単行本すごい久し振りと思ったら「みんな元気。」以来の2年振りだというから恐ろしい。で講談社BOXという新シリーズの鏑矢企画らしいのだが、第一弾のメンツ見て、太田克史さんは一体誰にこのシリーズを買わせようとしてるのかとフシギな気持ちに…

「未来」2006年11月号(No.482)

雑賀恵子さん「Sein und Essen 8 骸骨たちの食卓」が面白かったですよ。マフマルバフの「サイクリスト」とかスティーブン・キングの「死のロングウォーク」とか、見世物としての熱狂が過ぎてもなお行為を止めない行者、そんなのです。