ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ(1)」



おもしろいです。びっくり。
この新訳ユリシーズが出版されたとき、当時入学したばかりの大学の生協で単行本がバカ売れしてて(?少なくともフェアをやっていた)パラ読みはしたけど、よくわかんないって印象しかなかった。が、エー、このたび、旧い友人(しかもbloomsday生まれ)がアイルランド出張だというので思い出して、買いっぱなしにしてた文庫版をひっぱりだしてきた。その人がアイルランドの空気に触れている間、わたしもジョイスの力を借りてダブリンを徘徊しようと思う。
ユリシーズは、1904年6月16日のダブリンが舞台で、この6/16を主人公の名前Bloomにちなんでbloomsdayと呼ぶそう。