ベルトルト・ブレヒト 「三文オペラ」



千田是也訳のほうを読んだ、有名な戯曲だからという理由のみが動機。正直、面白いかどうかよく判らない。初演の1920年代ドイツの文化状況を理解していたほうが面白いのだろうと思うが私はそれに詳しくなく、またオペラや演劇そのものに普段からあまり馴染みがない。ただ思うのは、類型化された人物像、特に女、を避けたいのならばそれなりに読む作品を選別しなければならないということだ。


06.05.28追記:原作のジョン・ゲイ「乞食オペラ」を偶然書店で見つけてぱらぱら見た。エンディングの持つ意味がより明瞭なようだ。