「未来」2007年2月号(No.485)



前にも書いたような気がするが、松田美緒さんの「音を紡ぐひとたち」良かったです(最終回)。情景の描き方が美しく、異国の人々に人間臭さや存在の身近さを感じさせてくれます。私が普段読むような類いのエッセイじゃないんだけど。できれば写真とリリック付きで見たかったかも。
大岡淳さん「演劇の現在形」もただ首肯をうながされるばかり。「ぴあ→東京ウォーカーの変遷」を「誰も知らないものを鑑賞したい→皆が参加するものに自分も参加したい」と見るのとか、日本の演劇のアマチュアリズムの話とか面白いです。